2016.09.06
沖野研究室の学生らが平成28年度プラズマ分光分析研究会筑波セミナーにて受賞
- 受賞先:平成28年度プラズマ分光分析研究会筑波セミナー
- 受賞日: 2016年9月6日(火)
The Royal Society of Chemistry Journal of Analytical Atomic Spectrometry Poster Prize(第一位)
- 受賞者:相田 真里 (D1)
- 賞: The Royal Society of Chemistry Journal of Analytical Atomic Spectrometry Poster Prize(第一位)
- 受賞論文:生体表面付着物マッピング分析のためのレーザー/プラズマ脱離イオン化質量分析法
受賞内容
沖野研究室博士課程1年(創造エネルギー専攻)の相田真里さんが,平成28年度プラズマ分光分析研究会筑波セミナーで「生体表面付着物マッピング分析のためのレーザー/プラズマ脱離イオン化質量分析法」のタイトルで研究発表を行い,The Royal Society of Chemistry Journal of Analytical Atomic Spectrometry Poster Prizeを受賞しました。皮膚等の熱に弱い表面に付着したに物質を安全かつ高感度にマッピング分析するために,超低出力なレーザーと研究室で開発した低温プラズマを組み合わせた新しい分析手法を開発しました。この発表では,医薬品や化粧品成分,油脂などを分析し,提案した手法の原理を実証しました。
プラズマ分光分析研究会優秀プレゼンテーション賞
- 受賞者:阿部哲也 (B4)
- 賞: プラズマ分光分析研究会優秀プレゼンテーション賞
- 受賞論文:さわれるプラズマを用いた神経剤の質量分析
受賞内容
沖野研究室学部4年の阿部哲也君が,平成28年度プラズマ分光分析研究会筑波セミナーで「さわれるプラズマを用いた神経剤の質量分析」のタイトルで研究発表を行い,プラズマ分光分析研究会優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。沖野研では東京オリンピックに向け,テロ現場等での化学兵器の高感度検出を目的として,周囲の空気でプラズマを生成するガスボンベフリー表面付着物分析装置を開発しています。発表では,香水などの夾雑物中に存在する神経剤を検出し,開発した装置の評価を行いました。なお,本研究は,警察庁科学警察研究所との共同研究の成果です。