Institute of Innovative Research, 
Tokyo Institute of Technology.

2021.12.23

メディア掲載

西山伸宏 教授の研究に関する記事が化学工業日報に掲載

手術をしないがんの治療方法として「ケミカルサージェリー」の開発が進んでいる。ケミカルサージェリーは、放射線などを体外から照射し、がん細胞だけを破壊する治療方法。がん細胞に集まる性質のBPAを投与し、中性子線を照射すると、がん細胞のみを選択的に攻撃できる。

西山伸宏 教授ほかは、第一世代のBPAに比べて強い抗がん作用がある、次世代のBPA(第一世代のBPAとPVAを結合)を研究開発した。第一世代が点滴投与するのに対し、次世代のBPAは1回の注射投与で済む等の利点がある。2022年にGLP試験が開始され、2024年に人への治験に進める計画があることが化学工業日報で紹介されました。

  • 掲載誌 :化学工業日報
  • 掲載日 :2021年12月21日
  • 内容:手術をしないがん治療方法として注目されているケミカルサージェリー開発に進展
    2022年にGLP試験、2024年に人への治験に進める計画