Institute of Innovative Research, 
Tokyo Institute of Technology.

2021.12.13

お知らせ

第6回生体医歯工学共同研究拠点国際シンポジウム開催報告

本共同研究拠点の活動の一環である第6回生体医歯工学共同研究拠点国際シンポジウムを2021年12月2日(木)~3日(金)にオンラインで開催しました。本年度は静岡大学を幹事校として開催しました。
静岡大学の日詰一幸学長による開会挨拶,文部科学省研究振興局大学研究基盤整備課の植木誠課長によるご挨拶,東京医科歯科大学生体材料工学研究所所長の影近弘之教授による共同研究拠点の紹介に始まり,2日間にわたって,招待講演4件,若手研究者の発表4件,共同研究4件の口頭発表,及び94件のビデオ発表(従来のポスターセッションに相当)が行われました。
参加者は226名(うち海外研究者15人)を数え,生体材料,バイオセンサ,治療法,診断デバイス,ドラッグデリバリーシステム,機能分子,バイオMEMS,ロボティクス,バイオメディカル機器/システム,生体計測,シミュレーションと特性評価,バイオマーカ,ナノ・マイクロデバイスなど多岐の分野にわたり活発な議論が行われました。ビデオ発表では, Award対象38件の中から,6件のPresentation Awardが選出されました。なお,ビデオ発表では予め録画したショートプレゼンテーションをオンデマンドで見ることができ,さらに発表者との直接的な意見交換をZoomのブレイクアウトルームを使うなど,工夫を凝らすことで研究者コミュニティーの活性化を図る施策が盛り込まれました。
2020年度の国際シンポジウムはCOVID-19の為に中止となりましたが,オンラインを活用した今回のシンポジウムはwithコロナ時代への試みとして貴重かつ有意義な機会となりました。

  • 日時: 2021年12月2日(木)~3日(金)(オンライン開催)
  • 参加人数: 226名(うち海外研究者15人)
  • 講演数:  Zoom口頭発表12件,ビデオ講演94件