Institute of Innovative Research, 
Tokyo Institute of Technology.

2020.11.24

セミナー情報

2020年度 第2回先導原子力研究所コロキウム 12/7開催

  • 講師: 岩元 大樹(日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所 原子力基礎工学研究センター)
  • 日時: 2020年12月7日(月) 13:30~15:00
  • 場所: Zoomによるオンライン開催
  • 発表言語: 日本語
  • 対象者: 一般、企業・研究者、学生、教職員
  • 参加申込: 参加希望の方は、chikakolane.iir.titech.ac.jpまでご連絡ください。
    ※招待状をメールにてお送りします。

ガウス過程回帰に基づく核データの生成

ガウス過程回帰を用いて、測定データから核データを生成する手法を開発した。ガウス過程回帰は機械学習における教師あり学習法の一つであり、本手法では測定データを訓練データとみなして核データを生成する。カーネル関数の設定のみで、ノンパラメトリックな手法を用いて回帰を行うことができ、過学習の影響を受けにくいといった特長を有する。さらに本手法は、ベイズ推論を基にしているため、任意のエネルギー点における断面積の情報を、不確実性を含めて生成することができる。本セミナーでは、ガウス過程回帰の基礎および核データ生成における本手法の利点と課題について述べるとともに、現在進行中の研究内容について報告する。