2019.11.12
2019年度 第15回先導原子力研究所コロキウム “OECD/NEAデータバンクのサービス” 11/25開催
- 講師：須山 賢也
- 日時：2019年11月25日(月) 10:30～12:00
- 場所：北2号館６階会議室
- 発表言語：日本語
OECD/NEAデータバンクのサービス
経済協力開発機構原子力機関（OECD/NEA）データバンクは計算コードや核データの収集・配布サービスを提供している。計算コードサービスでは、NEAが関係する積分実験データも含め、年間3,500件近いコード及びデータ類の配布を実施している。データサービスでは、IAEAが管理する核データ測定値のデータベース（EXFOR）へのデータ提供や、欧州各国が開発している核データライブラリJEFFの取りまとめと、そのデータベース化を継続して実施している。データバンクは２０１８年からユーザーの意見を反映させたサービスの改善を進めており、その中には、配布するコードのライセンスを従来の組織毎のライセンスからユーザー毎のライセンスに変更するといった大幅な変更も含まれている。本発表ではデータバンクのサービスの概要を説明すると共に、新たなコード配布ライセンスなどについてのユーザーの方からの質問に答える機会を作りたい。
