Institute of Innovative Research, 
Tokyo Institute of Technology.

2019.05.09

セミナー情報

第3回先導原子力研究所コロキウム “日本原子力研究開発機構におけるナトリウム冷却金属燃料高速炉の研究開発状況”5/29開催

高速炉はエネルギーセキュリティ及び放射性廃棄物の有害度低減に資する。特に金属燃料を使った高速炉サイクル技術は、中性子経済が良いため自由度の高い炉心核設計が可能であること、また、燃料製造や再処理プロセスの原理がシンプルであるためコンパクトなサイクルシステムが実現できること等により、将来の電源需要・サイクルシナリオへの柔軟な対応の観点で優れた特徴を有する。本講演では、これまでの日本原子力研究開発機構における高速炉開発の概要、金属燃料高速炉の特徴、電力中央研究所及び米国アルゴンヌ国立研究所との協力により実施してきた炉心設計研究の状況について紹介する。

  • 日時:2019年5月29日(水) 15:30-17:00
  • 場所:北2号館6階会議室
  • 講師:大釜 和也(日本原子力研究開発機構高速炉・新型炉研究開発部門炉心解析評価グループ)
  • 対象者:制限無し