基礎研究機構

最新情報

2019-10-3
東工大ニュース:発生過程の胚での最初の遺伝子発現のきっかけを作る重要なヒストン修飾を発見

専門基礎研究塾 細胞科学分野の佐藤 優子 助教の研究内容が、東工大ニュースに掲載されました。

  • ・発生過程の生きたままの胚で、転写活性化とヒストン修飾の変化を追跡することに成功。
  • ・胚ゲノムからの最初の転写に、ヒストンH3の27番目リシン残基のアセチル化修飾が重要な役割を果たしていることを確認。
    詳細は、東工大ニュースをご覧ください。

2019-9-26,27
広域基礎研究塾 2019年度2期生オリエンテーション

基礎研究機構広域基礎研究塾では、2019年9月26日にすずかけ台キャンパスS2棟4階第5会議室で、翌27日に大岡山キャンパス西9号館629室で、それぞれ2019年度2期生(第3Q参加者)のオリエンテーションを開催しました。2期生13名の内、8名がすずかけ台で、3名が大岡山でそれぞれ出席し、入塾証が授与されました。なお、オリエンテーションに参加できなかった2名には翌週開催した個別面談で概要を説明し、入塾証が授与されました。オリエンテーションの式次第は以下の通りです。

  • ・広域基礎研究塾スタッフの自己紹介
  • ・アジェンダの説明 (伊能副機構長)
  • ・広域塾の目的と活動内容 (大竹塾長)
  • ・塾生自己紹介
  • ・入塾証授与式 (大竹塾長)
  • ・誓約書の署名について (伊能副機構長)
  • ・発表スライドについて (伊能副機構長)
  • ・研修期間外のイベント
  • ・質疑応答
広域塾目的説明 (すずかけ台)
広域塾目的説明 (すずかけ台)
広域塾目的説明 (大岡山)
広域塾目的説明 (大岡山)

大竹塾長の話:
東工大が皆さんに何を求めて基礎研究塾を設置したのか、なぜ皆さんに入塾してもらったのか、について説明したいと考えています。東工大は指定国立大学法人に指定され、教育・研究・社会貢献の中核大学としての責任を果たしていくことになりました。研究については、ガバナンスを強化し、外部から研究資金を導入し、基礎研究に還元していくことを東工大の基本的な構想としています。また、東工大の強みとして3つの重点分野と3つの戦略分野を設けて取り進めていくことや、社会とのつながりの中で科学技術のファシリテーターとして未来社会デザイン機構を設置することも大切です。これらの構想の一環として、本学は世界の第一線で活躍する基礎研究者を育成するための基礎研究機構を設置しました。
平成26年度の文部科学省の調査では、助教の場合に研究エフォートは6割と言われています。専門基礎研究塾ではこれを9割にするため、人、資金、スペース等のリソースを投じて、基礎研究に没頭できるようにしようとしています。また、広域基礎研究塾でも3カ月間ではありますが、やはり研究エフォートを9割に上げ、今後の研究テーマを真摯に考えてもらいたいと考えています。そのため、広域塾の活動は必要最小限に絞り、皆さんの時間をあまり縛らないこととしました。その一方で、発表会やワークショップなど広域塾のコアとなる活動にはしっかり参加して欲しいと思っています。さらに任意参加のプログラムも種々用意します。本年5月に開催しました基礎研究機構のオープニングセレモニーを日経産業新聞や科学新聞が取り上げてくれました。この3カ月の間が、塾生の皆さんにとって将来の研究テーマを考える貴重な秋になるよう、皆さんを支え、共に楽しく過ごして行きたいと考えています。広域基礎研究塾の塾生としての誇りをもち、研鑽に励んでください。

すずかけ台にて
すずかけ台にて
大岡山にて
大岡山にて

2019-8-6,9
広域基礎研究塾 2019年度第1期生 研究テーマ設定発表会

2019年8月6日13時30分~16時00分に大岡山キャンパス蔵前会館3階手島記念会議室、8月9日10:50~15:30に大岡山キャンパス西9号館719会議室にて、広域基礎研究塾の2019年度1期生(6月~8月対象者)14名による研究テーマ設定発表会を開催しました。この発表会では、これまでの広域基礎研究塾の活動を通じて得た体験も踏まえ、研究エフォート率を高めた状態で熟慮した自分自身の研究構想について、専門分野以外の研究者にも分かり易く10分間で発表し、10分間で質疑応答する形式を取りました。「研究分野紹介発表会」で聞いた他の塾生の研究との接点から着想を得た内容、「未来社会と自身の研究との繋がりを考えるワークショップ」で共に語った未来社会イメージ実現を起点に据えた内容、「大隅先生を囲む会」で伺った大隅先生のメッセージに端を発する内容等、広域基礎研究塾の活動から得たヒントを発展させた発表が大半を占めました。そのためか、質疑側から出された合計65の質問は、互いに興味を高め合おうとする主旨の発言が殆どであり、また、応答側の回答も発想の豊かさも相まって非常に面白く、印象深いものとなりました。自分自身の研究スタンスを貫く上で異分野融合や新たに得た発想を積極的に活かして行こうとする強い意気込みを、皆で共有できた発表会でした。今後、それぞれの塾生の研究構想が、各々の専門分野の先輩・同僚との議論を通じて更にブラッシュアップされ、様々な協力者との連携を経て結実することを祈念します。本発表会の終了後に修了証授与式を執り行い、これが1期生にとって広域基礎研究塾としての最後のイベントとなりました。
研究テーマ設定発表会は、2019年度第2期生(9月~11月対象者)に対しても開催の予定です。
2019年度第1期生 研究テーマ設定発表会 2019年度第1期生 研究テーマ設定発表会

2019-7-31
広域基礎研究塾 2019年度「大隅先生を囲む会」

2019年7月31日16:00~18:00に、広域基礎研究塾では「大隅先生を囲む会」を開催致しました。この会の目的は、世界的に著名な研究者から、ご自身の半生や研究ヒストリー、若手研究者への想い等、普段聞くことが出来ない話題をご提供頂き、聴衆となる若手研究者は、講演や質疑応答の中から自分自身の発想のヒントや研究への活力を得ると共に、キャリアパス構築に役立てることを目指すことにあります。
本年度は、2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞された大隅良典栄誉教授をお招きし、ご講演頂きました。本年度採択の塾生29名の内、出張等でやむを得ず不参加の3名を除く26名が参加しました。大隅先生からは、多岐に渡る貴重なメッセージを頂戴しました。塾生は終始強い興味を示しながら大隅先生のお話を拝聴し、質疑応答のセッションでは、塾生からのさまざまな質問に対して大隅先生が一つ一つ丁寧にご回答されていたのが印象に残りました。引き続き開催致しました交流会でも,お開きの時間まで塾生の熱い談義が繰り広げられました。大隅先生は常に塾生に囲まれながら最後まで談笑頂きました。
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大隅先生からのメッセージのごく一部ではありますが、2つほどご紹介します。
・ 面白い研究課題は世の中に沢山あるが、その中で自分が何をやるのかが最も重要です。どんなに忙しくてもそれを常に暖め続けて欲しいと思います。また、自分が本当に感動できる具体的な研究対象や把握レベルについて、しっかり意識して研究に臨んで下さい。
・ 日本では早く専門家になれというプレッシャーが非常に強く、色々な経験を積む機会が少なくなっています。一方で、海外では多種多様な人生や経験を持つ人々と接する機会が日常的で、そうした人々との対話を通じて自然に訓練を積んでいます。専門用語を使わずに自分の研究を説明できるよう、常に自分自身を訓練し、多種多様な人々との交流に努めて欲しいと思います。
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2019-7-18
広域基礎研究塾 2019年度第1期生 「未来社会と自身の研究との繋がりを考えるワークショップ」

2019年7月18日13時30分~17時30分に、大岡山キャンパス百年記念館4階にて、広域基礎研究塾の2019年度1期生(6月~8月対象者)への本ワークショップを、本学の未来社会DESIGN機構と基礎研究機構との共催で行いました。ここでは、塾生個々の研究を俯瞰的に見つめ直す機会を提供し,研究内容と未来社会との繋がりについて新たな気付きを促すとともに,共同作業で「未来のシナリオ」を作成してもらうことで,俯瞰力,創造力,他者と協働する力を強めることを目的としています。
ワークショップは次のように進行しました。広域基礎研究塾の大竹塾長と未来社会DESIGN機構の高橋グループ長からの説明の後、まずは「極限」、「職業と産業」、「教育と大学」という視点で議論する3グループを設けました。15名の塾生と3名のファシリテータは、それぞれ好きなテーマを扱うグループに参加しました。それぞれのグループでは、過去のワークショップから出てきた数十の未来要素の情報共有とアイデア拡張を行った後、KJ法による未来要素の組織化により1~3件の未来シナリオを作成しました。最後に、各グループから合計6つの未来シナリオの発表があり、それらについて質疑応答・意見交換を行いました。なお、塾生には、作成した未来シナリオを参照し、自身の研究分野が未来社会とどう繋がるのかを俯瞰的に検討する事後検討課題が与えられ、1週間後に全員がレポートアップしました。
ワークショップの内容を当日まで知らされていなかった塾生は、最初こそ硬い表情を浮かべていましたが、いざ実作業が始まると直ぐにエンジン全開となり、自由闊達な議論・意見交換を繰り広げ、ワークショップ終了後の交流会も大変盛況に終始しました。なお、本ワークショップは、2019年度第2期生(9月~11月対象者)に対しても開催の予定です。
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2019-7-1
広域基礎研究塾 2019年度第1期生 研究分野紹介発表会

2019年7月1日 10時~16時30分に、大岡山キャンパス蔵前会館3階 手島記念会議室にて、広域基礎研究塾の2019年度1期生16名(6月~8月対象者)による研究分野紹介発表会を開催しました。ここでは、各塾生が自分自身のこれまでの研究テーマについて専門分野以外の研究者に分かり易く7分間で発表し、12分間で質疑応答する形式を取り、塾生が互いの研究内容を知り、コミュニケーションを深めることを目的としています。異分野交流に特有な課題として、発表者は自分自身の研究における興味やスタンスを専門外の相手に伝えることの難しさやもどかしさをどのように克服するのか、が挙げられます。また、聴衆は発表者の意図を理解しながら自分の意見を伝えるにはどのように発言すればいいのか、という課題も存在します。ここでは、参加者全員が質問に立ち、合計89もの質疑応答が活発に繰り広げられ、上記課題についての貴重な体験を参加者全員で共有できたと思います。研究分野紹介発表会は、2019年度第2期生(9月~11月対象者)に対しても開催の予定です。
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2019-6-27
第3回大隅塾談話会

専門基礎研究塾 細胞科学分野では、以下の談話会を開催致しました。
話題: 焦らず、倦まず、弛まず、諦めず ~人間塞翁が馬~
話題提供: 岩崎 博史教授(塾長代理)

今回、細胞制御工学センター岩崎研究室の岩崎教授に、現在に至るまでの研究ヒストリーを語っていただきました。岩崎教授は大阪大学微生物病研究所・Yale大学・横浜市立大学・東京工業大学で研究を続けられ、その間一貫してUmu・Ruv・DinなどのDNAの複製や修復に関連する因子の働きを調べてこられました。「From Genetics to Dynamics」を合言葉に、分子遺伝学と生化学によってDNA複製・修復の仕組みを丁寧に解き明かす研究スタイルで、この分野を牽引されています。談話会は、大腸菌を用いたDNA複製研究に憧れて研究の世界に入ったことからお話しが始まりました。「勉めて強いる“勉強”ではなく好奇心に従って学び問う“学問”をやりたい」、「かつての上司やライバル研究者への反骨心からひたすら実験に打ち込んだ」、「予想もしない結果に遭遇してもそれを受け入れる覚悟を持ちたい」など、様々な思いを抱いて歩んでこられたとお話しいただきました。第一線の研究者の心の内を飾らない言葉でお聞きすることができ、貴重な時間となりました。
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2019-6-24
広域基礎研究塾 2019年度1期生オリエンテーションを開催しました

基礎研究機構広域基礎研究塾では、2019年6月13日に大岡山キャンパス蔵前会館3階手島記念会議室で、翌14日にすずかけ台キャンパスS2棟1階院長会議室で、それぞれ2019年度1期生(第2Q参加者)のオリエンテーションを開催致しました。1期生16名の内、12名が大岡山、4名がすずかけ台でそれぞれ出席し、全員に入塾証が授与されました。オリエンテーションの式次第は以下の通りです。

  • ・広域基礎研究塾スタッフの自己紹介
  • ・アジェンダの説明 (伊能副機構長)
  • ・広域塾の目的と活動内容 (大竹塾長)
  • ・塾生自己紹介
  • ・入塾証授与式 (大竹塾長)
  • ・誓約書の署名について (伊能副機構長)
  • ・発表スライドについて (伊能副機構長)
  • ・研修期間外のイベント
  • ・質疑応答

20190624
アジェンダ説明 (大岡山)

大竹塾長の話
東工大が皆さんに何を求めて基礎研究塾を設置したのか、なぜ皆さんに入塾してもらったのか、について説明したいと考えています。東工大は指定国立大学法人に指定され、教育・研究・社会貢献の中核大学としての責任を果たしていくことになりました。研究については、ガバナンスを強化し、外部から研究資金を導入し、基礎研究に還元していくのが東工大の基本的な構想としています。また、東工大の強みとして3つの重点分野と3つの戦略分野を設けて取り進めていくことや、社会とのつながりの中で科学技術のファシリテーターとして未来社会デザイン機構を設置することも大切です。これらの構想の一環として、本学は世界の第一線で活躍する基礎研究者を育成するための基礎研究機構を設置しました。
 平成26年度の文部科学省の調査では、助教の場合に研究エフォートは6割と言われています。専門基礎研究塾ではこれを9割にするため、人、資金、スペース等のリソースを投じて、基礎研究に没頭できるようにしようとしています。また、広域基礎研究塾でも3カ月間ではありますが、やはり研究エフォートを9割に上げ、今後の研究テーマを真摯に考えてもらいたいと考えています。そのため、広域塾の活動は必要最小限に絞り、皆さんの時間をあまり縛らないこととしました。その一方で、限られた広域塾の活動にはしっかり参加して欲しいと思っています。さらに任意参加のプログラムも種々用意します。2週間程前に、基礎研究機構のオープニングセレモニーが開催され、日経産業新聞や科学新聞が取り上げてくれました。その際、プレスカンファレンスで聞かれたことの一つに、塾の評価をどうするのか?という点がありました。若手研究者育成の観点から、論文数等も継続調査の対象にはしますが、より重要なこととしてチャレンジングな研究に立ち向かう姿勢が必要と考え、異分野への挑戦や異分野融合を形にしていく行動を評価したいと述べました。
 この3カ月の間が、塾生の皆さんにとって将来の研究テーマを考える貴重な秋になるよう、皆さんを支え、共に楽しく過ごして行きたいと考えています。広域基礎研究塾の塾生としての誇りをもち、研鑽に励んでください。

広域塾目的説明 (大岡山)
入塾証授与後の塾生(すずかけ台)

  

2019-5-27
量子コンピューティング分野 セミナー開催

基礎研究機構 専門基礎塾 量子コンピューティング分野では、(株)東芝研究開発センター主任研究員の後藤隼人氏を招いて、「シミュレーテッド分岐マシン:量子分岐マシンから生まれた組合せ最適化アルゴリズム」と題するセミナーを開催しました。多くのメディアで報道されるなど最近注目を集めている新しい最適化アルゴリズムについて、その発案者から説明を聞けるとあって、企業等からも多数の聴講者が来場し、塾生や企業の参加者から活発な質問が出るなど、大きな盛り上がりを見せました。
20190527

2019-4-22
第2回大隅塾談話会

専門基礎研究塾 細胞科学分野では、以下の談話会を開催致しました。
話題: A life investigating pathways that repair broken chromosomes
話題提供: Jim E. Haber WRHI特任教授

Jim E. Haber博士は、Rosenstiel Basic Medical Sciences Research Centerの教授・ディレクターで、東京工業大学World Research Hub Initiative (WRHI) の特任教授です。分子生物学の黎明期から現在に至るまで、酵母を使った染色体動態・DNA修復などの研究を精力的に進めて来られました。今回、将来PIを目指している細胞制御工学研究センターの若手研究者(助教、研究員等)に向けて、ご自身の研究歴を“系統樹”に見立て、幾度とある分岐点での“decision”の具体例を語って頂きました。「多くの学生や共同研究者を教えることによって、自分が様々なことを教えられた」、「オープンマインドで共同研究を展開してきたことが多くの発見につながった」などの印象的な体験談を提供して頂き、質疑応答では今後の研究に対する抱負もお聞きすることができました。
20190422

2019-4-22
基礎研究機構オープニングセレモニーのお知らせ

5月24日(金)、すずかけ台キャンパス S8棟レクチャーホールにて、基礎研究機構オープニングセレモニーを開催します。
専門基礎研究塾の細胞科学分野と量子コンピューティング分野の講演、塾生によるポスター発表を企画しております。

2019-4-12
西森秀稔塾長がD-Wave Systems,Inc.で講演

専門基礎研究塾 量子コンピューティング分野の西森秀稔塾長が、カナダのバンクーバー郊外にあるD-Wave Systems,Inc.で量子コンピューティングに関する講演を行いました。D-Waveは、1998年の門脇・西森論文で提出された理論に基づいて量子コンピュータを制作・販売しているハイテク企業です。講演内容は、塾生の研究活動にフィードバックされます。

2019-4-4
塾生の辞令交付

基礎研究機構 専門基礎研究塾 量子コンピューティング分野の入塾式を開催しました。 小山二三夫基礎研究機構長から基礎研究機構についての説明があり、西森秀稔塾長から塾生への激励と入塾証の授与が行われました。
左から、小山機構長、西森塾長、塾生:Patrick Koh、坂東優樹、ファシリテータ:高橋和孝特任准教授

2019-4-1
塾生の辞令交付

専門基礎研究塾 細胞科学分野に新たに塾生3名が入塾しました。3名には大隅良典塾長と小山二三夫機構長から入塾証が授与されました。
山崎章徳特任助教、中村毅特任助教、松田隆志特任助教

2019-3-25
センター交流会、第1回 大隅塾談話会を開催

専門基礎研究塾 細胞科学分野では、細胞制御工学研究センターとの共催で、以下の研究発表会・談話会を開催致しました。

センター交流会 演題: Autophagy, muscle cell, and beyond
演者: 藤田尚信 准教授(細胞制御工学研究センター)
第1回 大隅塾談話会 話題: 私の研究歴 -研究の楽しさ-
話題提供: 大隅良典 塾長

2019
“大隅塾談話会”とは、大隅塾の塾生や細胞制御工学研究センターの研究員・学生などが多数集まり、シニアの先生に研究ヒストリーや若手へのメッセージなどの話題を提供して頂き、参加者がカジュアルな雰囲気の中で意見交換を行う試みです。普段聞くことのできない話を聞くことにより、若手が発想のヒントや研究活力を得たり、キャリアパスに生かすことを目的としています。この談話会とは別に、塾生やPI志望の若手研究者などに対象を絞り、シニア研究者を囲んで濃密な意見交換を行う“大隅塾座談会”も企画しています。これらの談話会・座談会はおよそ月1回のペースで開催していく予定です。

2019-3-12
半田哲也が論文(共著)を発表

専門基礎研究塾 細胞科学分野の塾生の半田哲也が「2万8千年前のマンモスの細胞核の動きを確認 太古のDNAで生命現象を再現、古生物科学の新たな扉を開く」に関する論文(共著)を発表しました。本論文は、近畿大学生物理工学部、ならびに近畿大学先端技術総合研究所、ロシア連邦サハ共和国科学アカデミー、東京農業大学、東京工業大学、国立環境研究所らの共同研究の成果です。本研究の成果は英科学誌「Scientific Reports」に掲載されます。

2019-3-1
西原秀典助教がBest Paper賞を受賞

専門基礎研究塾 細胞科学分野の西原秀典助教が、昨年の日本遺伝学会 第90回大会で学会発表を行い、Best Paper賞を受賞しました。
2018



2018-12-11
世界初、単一細胞での遺伝子発現制御解析に成功

東工大ニュースに「世界初、単一細胞での遺伝子発現制御解析に成功」が掲載されました。
九州大学 生体防御医学研究所(大川恭行教授、原田哲仁助教、前原一満助教ら)、東京工業大学 科学技術創成研究院 細胞制御工学研究センター(木村宏教授、半田哲也特任助教ら)、東京大学 定量生命科学研究所(胡桃坂仁志教授、有村泰宏特任助教(当時)、白髭克彦教授)の研究グループは、極めて少数の細胞を用いてエピゲノム情報を取得できる「クロマチン挿入標識(Chromatin Integration Labeling: ChIL)」法を開発しました。

2018-11-22
塾生4人が"3R&3C Symposium"において発表

2018年11月12日~16日に行われた"3R&3C Symposium"において基礎研究機構 塾生4人が発表しました。

  1. 坪内英生(助教)
    「Synergistic Activation of Dmc1 by the Sfr1-Swi5 and Meu13-Mcp7 Complexes」
  2. 真木孝尚(特任助教)
    「H3K4 methyltransferase Set1C plays a role in donor preference of mating-type switching in Schizosaccharomyces pombe.」
  3. Argunhan Bilge(特任助教)
    「Rad51 Interaction Analysis Reveals a Functional Interplay Among Recombination Auxiliary Factors」
  4. 半田哲也(特任助教)
    「A chromatin integration labeling method enables epigenomic profiling with lower input」

2018-10-15
基礎研究機構 専門基礎研究塾 細胞科学分野 入塾式

基礎研究機構 専門基礎研究塾 細胞科学分野の入塾式およびセミナーを、10月15日(月)にすずかけ台キャンパスS2棟で開催しました。
小山二三夫基礎研究機構長や大隅良典塾長をはじめ、塾生となる若手研究者、聴講の学生など約100名が参加しました。
入塾式

はじめに、小山基礎研究機構長による挨拶がありました。
「大隅先生が基礎研究の重要性を色々な機会に訴えられてきた結果として、文部科学省の支援により、本年度から基礎研究機構が発足しました。イノベーションはどこから生まれるのか、予測することは難しいものの、若手研究者が基礎研究に没頭する機会を大切に考えるところから本機構が設立されました。本日は大学院生も参加頂いていますが、将来の塾生候補として最後まで参加願います」

引き続き、大竹尚登副研究院長がスライドを使用し、基礎研究機構の説明を行いました。
「平成30年度から33年度の4年間、文部科学省から支援を受けて本機構は発足しました。大学院生の皆さんも、将来は本機構に参加することを目指していただきたい。本日は13名の方々が専門基礎研究塾 細胞科学分野に入塾しますが、来年には西森秀稔教授が塾長となる専門基礎研究塾も発足します。東工大は本年度から指定国立大学法人に指定されましたが、その提案内容の一つとして本機構は言及されています」

基礎研究機構が生まれた背景や機構の概要について説明があった後、大隅塾長から塾生への激励と入塾証の授与が行われました。
「これは研究力の増強に対する東工大が出した一つのやり方と考えていただきたい。若手研究者の活躍を図るのが目的です。大学での厳しい研究環境の中で、多くの資源を投じて頂いたことを肝に銘じてください。若い人たちが伸びやかに研究が出来る環境をつくるために、皆さんにも積極的な関与と協力をお願いします」

入塾式終了後は、基礎研究機構の発足に際して整備したS2棟2階西側のオープンラボを、岩崎博史塾長代理の案内のもと、参加者全員で見学しました。

その後は、「第1回基礎研究機構セミナー」として、細胞制御工学研究センターの木村宏教授から「クロマチンと転写の生細胞イメージング」について、木村研究室の小田研究員から「初期胚発生と核内アクチン」について、合計50分間の講演が行われました。

また、第1回基礎研究機構セミナーの終了後は参加者約100名による懇親会を開催しました。大隅塾長は学生、研究員の分け隔てなく歓談に臨まれ、セミナーともども盛況のうちに幕を閉じました。

2018-07-06

基礎研究機構が設立されました。