基礎研究機構

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広域基礎研究塾 2019年度プログラム概要

大隅先生を囲む会

開催日時:2019年 7月31日(水) 16:00-18:00(終了後に懇親会予定)
開催場所:すずかけ台キャンパス S2棟 2階 第1・2会議室

1. オリエンテーション(研修内容の説明と質疑応答)

第2Q: 以下のいずれかに参加
2019年 6月13日(木)10:00-11:30 開催場所:大岡山キャンパス 
2019年 6月14日(金)13:30-15:00 開催場所:すずかけ台キャンパス

第3Q: 以下のいずれかに参加
2019年 9月26日(木)10:00-11:30 開催場所:すずかけ台キャンパス 
2019年 9月27日(金)13:30-15:00 開催場所:大岡山キャンパス

2. 面談

約30分間の個別面談を塾生全員に実施
第2Q: 2019年 6月17日(月)、6月19日(水)、6月21日(金)
第3Q: 2019年 9月30日(月)、10月2日(水)、10月4日(金)

3. 研究分野紹介発表会(塾生全員参加)

これまでの研究内容を発表
第2Q: 2019年 7月1日~5日のうちの2日間
第3Q: 2019年 10月15日~21日のうちの2日間

4. WS「未来社会と自身の研究との繋がりを考える」(塾生全員参加)

第2Q: 候補日:2019年 7月11日, 18日, 19日の1日午後(13:00~17:00)
第3Q: 候補日:2019年 10月23~25日, 29日, 30日の1日午後(13:00~17:00)
WS終了後に懇親会を予定

5. 研究テーマ設定発表会(塾生全員参加)

第2Q: 2019年 8月5日~9日のうちの2日間
第3Q: 2019年 11月25日~29日のうちの2日間

また第2Q終了後から以下のイベントを予定しています。 これらの詳細は追ってお知らせします。

  •   ・研究(技術)倫理に関する講演会
  •   ・リーダーシップ/コーチングに関する講演会
  •   ・外部資金獲得の講習会
  •   ・知的財産の講演会
  •   ・科学技術政策討論会
  •   ・広域塾生と専門塾生の交流会

6. 成果報告会でのポスターセッション(広域塾・専門塾の交流会)

開催日時:2020年 1月24日(金) 17:25-19:30(交流会と合同開催)
開催場所:すずかけ台キャンパス R2棟 1階 オープンコミュニケーションスペース

特別イベント

開催日時:2020年 1月24日(金) 13:00-16:00
開催場所:すずかけ台キャンパス S8棟 1階 レクチャーホール
知的財産権の基礎 ~特許権を中心に~   林ゆう子(東京工業大学特任教授)
異分野&国際交流のススメ   小泉周 (自然科学研究機構特任教授)

2019年度 事後アンケート報告

基礎研究機構広域基礎研究塾(広域塾)の第1期生(16名)、第2期生(13名)に対して3か月の研修後にそれぞれ無記名でアンケートを行いました。
調査項目は大きく分けて以下の5項目です。(1)研修会の効果、(2)研究に費やせる時間、(3)塾生間のネットワーク形成、(4)印象に残った研修会イベント、(5)自由記述。アンケート回収率は1期生、2期生合わせて93%でした。
最初の調査項目、研修会の効果は概ね肯定的でした。特に異分野研究の交流に関して、貴重な機会、刺激になった、違う角度からの意見をもらった、などの声が多く聞かれました。それに関連して、塾生間のネットワークに対しても、長期的な関係性を構築したい、歴代の塾生間でも議論できるようにしてほしいなど、異分野に亘る新しい人脈・視野を広げたいという意欲的な希望も出ています。研究に費やせる時間については、20%~90%と研究室間で大きな差異があることがわかり、全体的に研修中のエフォートの調整が非常に難しかったという意見が多く聞かれました。印象に残った研修会イベントとしては「大隅先生を囲む会」が一番でした。一流の研究者からのお話は、これまでの塾生自身の研究を見直し、将来的な研究テーマを考える上で大きな影響を与えたことが自由記述からも伺えました。自由記述には厳しい意見も少数含まれていましたが、これも真摯に受け止め、今後の広域塾がより良い塾として成長していけるよう1つ1つを課題にして改善していく所存です。

広域基礎研究塾 2019年度「新研究挑戦奨励金」 報告

2019年4月に発足した基礎研究機構広域基礎研究塾(広域塾)には、第1期生 16名、第2期生 13名が入塾し、入塾期間3か月の間に自身の専門の先の先を観た研究テーマや、他の塾生と共創して未来社会との繋がりを意識した研究テーマを練るなど研鑽を積んできました。しかし、専門基礎研究塾の塾生と異なり、広域塾生は3か月の入塾期間が終了すると、通常の系・研究室業務に戻るため、新しい研究テーマを実施するための予算は存在しませんでした。そこで、広域塾生が練り上げた挑戦的な新テーマを実施段階に移し、若手研究者の活性化と本学の長期的な研究力向上に資することを目的として、執行部、担当事務の方々の賛同と暖かい支援を得て、2019年10月に国立大学改革強化推進補助金を財源とした「新研究挑戦奨励金」を創設しました。 今年度の広域塾生に対して挑戦的な新研究テーマを募集したところ、募集期間2週間という短期間にも関わらず25件の応募が集まりました。この内、異分野も含めた塾生がチームを組んで行う研究テーマが6件提案されたのは特筆に値します。実際の奨励金の用途としては、実験等研究に際して使用する物品関係に多く利用されました。これらの研究への支援は今年度のみとなりますが、多くの塾生たちが、この挑戦的萌芽を今後に生かせるよう、基礎研究機構は、長い目でその成長を応援していきたいと考えております。 関係各位におかれましても、若手教員の挑戦への後押し、そして暖かいご支援ご協力をいただけますようよろしくお願いいたします。

2019年度 第2Q塾生
理学院 数学系 助教 三浦 達哉 
理学院 物理学系 助教 山口 洋平
工学院 機械系 助教 舛屋 賢
工学院 システム制御系 助教 山内 淳矢
工学院 電気電子系 助教 佐野 憲一朗
物質理工学院 材料系 助教 倉科 佑太
物質理工学院 応用化学系 助教 山本 浩二
情報理工学院 数理・計算科学系 助教 高橋 仁
生命理工学院 生命理工学系 助教 三木 卓幸
生命理工学院 生命理工学系 助教 佐藤 浩平
環境・社会理工学院 建築学系 助教 寺澤 友貴
環境・社会理工学院 土木・環境工学系 助教 田中 由乃
環境・社会理工学院 土木・環境工学系 助教 中山 一秀
環境・社会理工学院 融合理工学系 助教 田岡 祐樹
科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所 助教 重松 圭
科学技術創成研究院 先導原子力研究所 助教 高橋 秀治
2019年度 第3Q塾生
理学院 地球惑星科学系 助教 麻生 尚文
工学院 機械系 助教 中川 佑貴
工学院 システム制御系 助教 長澤 剛
生命理工学院 生命理工学系 助教 神原 孝之
環境・社会理工学院 融合理工学系 助教 厳島 怜
科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 助教 上垣外 英剛
科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 助教 平田 祐樹
科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 助教 巽 信彦
科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 助教 西沢 望
科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所 助教 氣谷 卓
科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所 助教 高橋 亮
科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 助教 菅原 勇貴
科学技術創成研究院 先導原子力研究所 助教 中瀬 正彦

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